松山市農業協同組合設立60周年記念
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 当JAは令和6年5月に管内の組合員を対象とした農地の除草作業の請負事業を始めました。トラクターと、その後部に取り付けて効率的な草刈りができる農機のフレールモアを購入しました。 既に数年前から部会ごとに「あい作」や「ユリ農」などといった栽培管理記録・情報共有アプリを導入しています。それらを活用して、ベテラン農家である「農の匠」が現在している作業を部会員にタイムリーに発信できるよう進めております。除草作業を請け負い、耕作放棄地の解消へベテラン農家の今を情報発信部会員の技術と収量向上へ10います。JAと生産者がもっと意思疎通するために、そして生産者同士がもっと情報共有するために、ネットワークの構築が求められています。今の取り組みをお聞かせください。岡田専務:今、営農販売部で取り組んでいるのがSNSです。これを農家の方にどんどん使っていただいて、農協と農家、農家同士で情報共有できるように進めています。若手農家の方々はグループLINEで情報共有をしておられて、いいと思った情報がどっと広まって収量がガッと増えた時がありました。その作物の値段もいい時期で、ああ、やはりどんどん情報共有すれば結果が出るんだな、と思いました。沼さん:農家の中には「達人」というか、天候が悪くても収量を上げる人がいるんです。そういう「達人」のやり方、対応方法などがクラウド上やLINEで常に情報発信されればいいと思うんです。「何月何日にこの作業をしました。そしてこれくらい収量が上がりました」というような情報が、画像も含めて常に発信されていればすごく参考になります。(※2 右枠参照)岡田専務:JA松山市が取り組んでいる「農の匠」では、ベテランの「匠」と称される人に生産地を回ってもらったり講習会をしてもらったりしています。言われるように、今現在やっている作業はこうですよ、と発信するのはすごくいいかもしれません。丹下アナ:教科書には載っていない、長年やってきたからこその天候に応じた栽培技術を共有してもらいたいという思いは強くありますよね。沼さん:作物の作り方がうまい人は、みんながダメな時でもよいものができていたりすることがよくあるので、その人なりのコツを全体で共有できたら農家のレベルも上がっていいと思います。岡田専務:それはすごく面白いし、産地のレベルアップにつながりやすいと思います。是非実現したいと思います。阿部組合長:次代を担う後継者の方たちと地域のベテラン農家が良い関係を築き、ITスキルやSNSの活用など、若者の良さをそのまま伸ばすことで、地域や農業が発展していくということを確信しました。JA松山市としては今後もしっかりとした農業支援を続け、生産者の方が十分な収益を上げることができ、農業が若者にとって魅力的な職業と思ってもらえるよう、支援や情報発信を進めてまいります。皆さま、本日は貴重なご意見をいただきありがとうございました。※1 このご意見を取り入れました※2 現在準備中です

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