松山市農業協同組合設立60周年記念
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08農指導員をしておりました。その間、補助事業のことや切り花の生産販売業務もさせていただきました。本日お越しの沼さんともテッポウユリの生産者としてお付き合いがありました。沼さん:平成20年頃に祖父の農業を継ぐ形で就農しました。最初の3年くらいはJAでアルバイトしながら、農家の方々からお話を聴く中で農業の楽しさを知り、ユリや白ネギから始め、今は米もやっています。田村さん:令和元年から就農しています。柑橘を各種栽培しており、出荷期間が長いので、その分収入を分散して取れるようにしています。今後はハウス施設を導入して高品質・高単価の物を作っていきたいと思っています。本宮さん:松前町で米と裸麦と白ネギと里芋を生産しています。父が亡くなった後就農し、最初は兼業農家だったんですがやっているうちに楽しくなって、専業農家の道を選びました。天野さん:久万高原町でトマトを作っています。「両親がゼロから開墾して作った農地やハウスを荒らしたくない」と思い引き継ぎました。自分の子供においしいトマトを食べさせるために頑張っています。丹下アナ:JA松山市の基本目標に「将来にわたって安全安心な農畜産物を生産者に提供できる持続可能な農業を実現する」とあります。そのために生産者の方々に対してどんな活動を行っていらっしゃるのでしょうか。阿部組合長:JA松山市では生産者に対して3つの支援を行っております。まずコストを下げる支援、次に作業負担を減らすための支援、更には収穫した農産物を高く販売する支援です。 コストを削減する支援については、農薬や肥料を事前に予約しJAで購入いただく場合には大きな割引を行っております。 2つめの作業の軽減についてはJAが作業の一部を請け負ったり、機械の貸し出しを行っております。稲と麦については無人ヘリでの防除や、レタスやソラマメの畝立てマルチなどの作業もしております。また3か所ある育苗センターでは、品質の良い苗を安価で提供しております。 販売面では、品目ごとに担当者を決め、市場との連携強化を図っております。久万高原町のピーマン・トマトをはじめ、品目ごとに選果場も構えております。テッポウユリの共同選花は全国でも珍しく、ほかの産地との差別化が図れています。まつやま農林水産物ブランドである興居島レモンも5年前に共同選果を始めました。これらの取り組みが生産者の方々の労力と経費を軽減して収入が増加することに繫がっていると思っております。田村さん:私も農薬の予約注文を利用しており、また伊予柑を共選に出すことで省力化も実感しておりありがたいです。これをずっと続けていってほしいと思います。そして市場でより高く販売していただきたいです。沼さん:草刈りなどでもJA主導で作業支援があると助かります。(※1 P10参照)本宮さん:私は耕作面積を拡大したいんですが、農地がなかなか集まらないのが課題です。

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